鉄道

2015年7月 8日 (水)

消えた「ジャンパ連結器の世界」

国鉄~JRにかけてのジャンパ連結器について、簡潔な解説で纏めたサイト、「ジャンパ連結器の世界」が消えてしまいました。

ちょっと確認するにはとてもいいサイトで、同様なサイトがなかっただけに、無くなって残念です。

鉄道関連のCADデータを作るには、ジャンパ連結器というのは避けて通れませんので、都度資料をひっくり返して作図する事になります。

Ke57ab75

この図はクロ150のデータを起こした後、クロ150の種車のサロ150の図を起こそうとして描いたもので、KE57/A互換のジャンパ連結器です。
車両の装備品として描いていますので基本的なアウトラインになっています。

鉄道関連書籍には車両の連結に関する記事は少なく、鉄道ジャーナルが散発的に取り上げる程度です。
鉄道各誌がKE○○と型番の羅列が続くのは、それで自己満足に陥りがちな執筆者の使い回しが続いてるのかなと考えてしまいます。

ジャンパ連結器の資料を当たっていて気付くのは、鉄道関連書籍が車両の解説に当たって参照する事が多い、車両の取扱説明書にはジャンパ連結器そのものの記述がないという事です。
こういったパーツは別に解説書があるか、現場に図面があったりするのですが、それらを参照する様子はありません。
従って、車両の取扱説明書にある型番の羅列に終始する事になります。

資料としてデータ化して公開したいと思う反面、現状では車両外観図以外のデータは人気がなく、労力に対して割が合わなくなる可能性が高いと言う事になります。

ネット上の情報はタダと思う人が圧倒的みたいですが、情報を発信する側もはそれなりの苦労がある事をご理解戴ければ幸いです。

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現状ではジャンパ連結器をシリーズとしてデータ化する踏ん切りがつきません。

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2015年6月 9日 (火)

AU12ユニットクーラ外観図CADデータの修正

鉄道関係の資料は散発的なものが多く、データを起こすのに完全に資料が揃う事はなく、一度データを起こした後で資料が見つかって修正という事が常についてまわります。

019au12bntv0_20c85

既にアップしたデータを都度修正していると既存データが多い場合は修正作業が膨大になりますので頃合を見計らう事になります。
今回は国鉄特急電車用にデザインされたAU11ユニットクーラとベンチレータを一体化したキセが、ユニットクーラがAU12に変更された際に細部が変更されたものについてのデータについてアップ後1年に判明した構造、寸法について修正しています。

アップしたデータが増えてゆくと、新規データの作成と、修正作業の兼ね合いをどう付けてゆくかが悩みになってきます。

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2015年5月 6日 (水)

特急「そよかぜ」のヘッドマークCADデータ

特急「そよかぜ」のヘッドマークCADデータをCADデータ資料室内のヘッドマーク・シンボルマーク関連データのページにアップしました。040jnrsoyokazehdsgnv0_85c85国鉄図面に出来るだけ忠実に線を起こしています。

尚、この表題の画像はCAD図を着色したもので、その色は私が調査した「国鉄色一覧」によっています。この一覧もCADデータ資料室に収納しています。
添付ファイルには色、材質、加工の指定も書いておきましたので、これらのデータから元図にほぼ忠実な複製を造る事ができると思います。

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2015年4月26日 (日)

「あけぼの」ヘッドマークの「け」の字

今回は特急「あけぼの」機関車用ヘッドマークの「け」の字について考えます。

1

当たりを付けて描くとこんな風になります。
縦線2本がやや下窄まりで、左縦線がやや下が狭く、これで文字を弧状に配置した時のバランスをとっています。

ほとんど円弧で形状が合いますので、CADデータでは4つの円弧と8本の直線で収まっています。

CADデータにつきましてはヘッドマーク・シンボルマーク関連データのページにアップしてありますので実際にどう描かれているのか、添付テキストファイルと合わせて御利用ください。

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2015年4月20日 (月)

「あけぼの」ヘッドマークの「あ」の字

特急「あけぼの」の機関車用ヘッドマークの「あ」の字について考えてみます。

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当たりを付けて円弧で近似するとこんな風になります。
国鉄図面はおそらく曲線定規か雲形定規を使っているのだと思いますが、それをCADで曲線で再現しようとすると基準が曖昧になりますので、ここは円弧で置き換える事としました。

結果、15の円弧と7本の直線の重ね合わせと相成りました。
文字は弧状に配置されていますので、基準を決めておかないと文字の形が崩れます。
私は推定した位置と角度は上図のようになります。

「あけぼの」の「あ」の字で特徴的なのは、図で示したように突き出しがないという点です。
なぜこうなったのか不明です。
弧状配置に合わせ、文字の曲線の下部の膨らみが若干抑えられています。

CADデータにつきましてはヘッドマーク・シンボルマーク関連データのページにアップしてありますので実際にどう描かれているのか、添付テキストファイルと合わせて御利用ください。

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2015年4月19日 (日)

特急「あけぼの」ヘッドマークCADデータ

「日本海」に続き、「あけぼの」の機関車用ヘッドマークのデータをCADデータ資料室内のヘッドマーク・シンボルマーク関連データのページにアップしました。

038jnrakebonohdsgnv0_90c85

文字の回り込みに合わせ文字形状が若干形状が変形していて、見た目がシンプルな割りにデータ作成は苦労しました。
この辺の文字形状の位置関係、角度などについてはデータに添付したテキストファイルでも少し触れていますが、そのうちこのブログでも考察してみようと考えています。

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2015年4月 5日 (日)

特急「日本海」ヘッドマークCADデータ

先月久しぶりにヘッドマークのCADデータをCADデータ資料室にアップしました。
同時に他のヘッドマークなどマーク類のデータをヘッドマーク・シンボルマーク関連データというカテゴリーページを作ってそこに纏めました。

今回は寝台特急「日本海」の機関車用列車名板です。

Bwcsc480

このデータは国鉄図面をできるだけ正確に再現する事を目指しましたので、実際の製作物と違う所があるかもしれません。

国鉄の名板図面は実物大のデザイン画をトレースしたようなところがあって、日本海においては漢字の縦線が平行に描かれていないなど、細かく見ると興味深いものがあります。

この辺の留意点はデータ添付のテキストファイルに書いておきました。

尚、この表題の画像はCAD図を着色したもので、その色は私が調査した「国鉄色一覧」によっています。この一覧もCADデータ資料室に収納しています。
添付ファイルには色、材質、加工の指定も書いておきましたので、これらのデータから元図にほぼ忠実な複製を造る事ができると思います。

ヘッドマークのデータはあまり人気がないのですが、それが文字だけだったからなのか、この絵入りマークで様子を見る事にしましょう。
ちなみにもう一枚、機関車用名板図面データを作成中です。
現在最終調整中ですので、近々に公開出来ると思います。

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2014年11月27日 (木)

パンタグラフPS21のCADデータ

公開しているCADデータも30枚を越えましたので、CADデータ資料室の部屋分けをしてパンタグラフのCADデータのページを作ってそこに纏めました。

今回のアップはパンタグラフPS21です。

033jnrps210v0_64b85

本データの詳細は添付ファイルを御高覧ください。
国鉄のパンタグラフは組立図は割と鉄道関連書籍に載っていたりするのですが、国鉄組立図独特のウソがあって、それをどう看破してデータに落とし込むかという事になります。

鉄道関連書籍に載っている図面には鉄道会社提供の説明図をトレースしたものもあり、本図と現物との乖離が増幅しているものもあります。

私個人は、安易にトレースすることを避け、これはどういうものなのか、という事に傾注して作図していますが、断片的な資料をかき集めていますので、どうしても時間が掛かってしまいます。

細かいところを追求すればきりがなく、公開レベルをどの辺におくか、悩ましいところです。

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2014年11月 6日 (木)

箱根登山鉄道の安全装備

 自分のサイトへの解析として、逆アクセスを取っているのですが、それで自分では検索しないキーワード検索に出会う事があります。
 今回は、そこで出会った「?」です。

「箱根登山鉄道の小田原~強羅間を走る列車には、空転防止対策はありますか?」
という某知恵袋の回答に呆れました。

「水を撒いて空転を防ぐ装置を備えています。」とか、
「登山車には空転防止策はない。」とか。

 箱根登山鉄道はかつて空転による事故が起きる事があって、その対策としてカーボランダムブレーキというものを装備しています。
 CarborunbumBrake、文字通りレールを削ってでも止まる、と言うものです。
 車輪を止めるのではなく、電車そのものをレール上に止めるという発想です。

 このような考え方は他にもあって、
 例えばかつて信越線の碓氷峠では
 専用のEF63形電気機関車を必ず峠下り側に2両連結していましたが、これは空転による逆走が発生した際にEF63の主回路を短絡して強力な発電ブレーキ力を発生させます。
 また、停電時など不測の事態が発生した場合にバッテリー駆動による電磁吸着ブレーキでレールにしがみつく事ができ、実際に停電事故の際に数時間持ち堪えた事があります。
 電気機関車を列車の暴走を食い止めるために付けておくという発想です。
 電気機関車は2両で、たとえ1両ぶっ壊れても何とかしようという強い意識を感じます。

 ケーブルカーでは牽引ローブが破断した際に機械的にレールに食いつく仕組みを持っていますし、実は身近なエレベータにも同様な装備があります。

 知恵袋の類の質問サイトでは、正解が得られる前に質問者が打ち切ると間違った回答が残るという問題があるな、と考えさせられます。

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2014年11月 3日 (月)

クハ481のCADデータ

 1964年登場の国鉄の交直流特急電車481系電車の制御車クハ481をデータ化しCADデータ資料室にアップしました。

 今回のデータ作成に際し、クハ先頭形状図を修正の上別レイヤで重ねて統合しました。
 このデータでクハ481の形状が掴めるようになっています。

030jnrec4810tc0v0_5694085

 クハ481はその後483系電車・485系電車の制御車として使われ、数量的には485系電車が圧倒的に多い為、485系電車の制御車として扱われる事が多いようです。

 本データではクハ481登場時の形態を基本としています。
 クハ151のボンネットの形状に倣っていますが、車体の高さが違う為、形状が一部崩れています。
 この後クハ481は同一形式とは思えないほどバリエーションが増えてゆきます。

 添付ファイルに留意点など記述してありますので御高覧ください。

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