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2015年12月 6日 (日)

笹子トンネル事故の怪(追悼文)

石川友梨さん(当時28)の妹・愛さんの3年の追悼式での言葉のほぼ全文と思われる内容が分かりましたので掲載します。

マスコミの要旨が恣意的で適切さに欠けるものが多い事、編集で細かくツギハギしているさまが分かります。

愛さんは結婚され、改姓されているものと思われますが、この点はマスコミで触れられていません。
既に姉の年齢を追い越し、29歳になったとされています。

これでも一部、繋がりの確認できない部分があり、この部分は一行空けてあります。

本ブログ公開後、新たに判明した文言を赤文字で追記しました。
この部分の挿入位置は文脈からの推定で、この一つ前あるいは二つ前の文節と前後している可能性があります。
この部分を公開していたのは私が調べた範囲ではテレビ朝日だけで、逆にテレビ朝日はこの部分を報じた番組でこの前後をバッサリ切り落としています。
挿入位置が確定しないのはその為です。

3分ほどの短いものと思われ、全体で一つの大きなメッセージになっています。
本来編集すべきものではないものと思います。
また、これはマスコミの言う「悲痛な訴え」ではありません。ごく普通の考え方で、亡くなった人の無念を代弁していると捉えるべき物です。
マスコミには感情を煽る稚拙な報道を控え、問題が多々ある本件について、9人も殺した無差別死傷事件を「事故」及び「点検問題」にすり替えようとする側に迎合する事の無い様、切に願うものです。

以下判明した全てを記します。

***

(正面に向かって)
友梨お姉ちゃん。今でもはっきりと覚えています。
3年前の今ごろ、わたしは夜勤へ行く前で、ぼーっとしながら家事をし、何気なくついていたテレビに目もくれず、何か大変なことが起きているのか、それぐらいにしか思っていませんでした。

あなたが亡くなった時、私は妊娠7ヶ月、結婚して2週間、
自分の人生で最も幸せ絶頂期に、あなたがくれたプレゼントは、あなたの死という最低のものでした。
事故から数週間後にあなたを山梨へ迎えに行った時、あなたと対面をしました。
だけど、対面したあなたは、私が知っているお姉ちゃんじゃなかった。
重さ1.2トンの天井板に押しつぶされて、「助けて」と叫びながら、千度近い炎で3時間焼かれたあなたは、手も無くて、足も無くて、体の中で一番硬い歯でさえ残ってなかった。
上下分かれ、バラバラになって、小さなただの炭の塊だった。

(事件を起こした側に向き直って)
あなた達は、本当に分かっていますか
あなたたち、ここにいる人達が、一人ひとり、本当のプロの意識がなかったがゆえに、ここにいる9人は死にました。
自分達でちゃんと危険を考えて、何千人も社員がいるんだから、誰か一人が、「この点検方法はおかしい」、「天井板が危ない」ってさえ言ってくれたら、お姉ちゃん達は死なずに済みました。

あなた達は家に帰れば大好きな家族に会えるかも知れないけど、
私達は自分達が死ななければ家族に会う事ができません。
あなた達は本当にその事を分かっているんですか。

私達遺族は何年立っても何十年立っても
この事故を忘れる事も家族を忘れる事も悲しみを忘れる事も出来ません。

(正面に向き直って)
3年前の今日、あなた達は空へ帰って行きましたが、
あなた達が命懸けで教えてくれた事や、遺してくれたものから、私達はそれぞれ感じたり、学んだりし、命を大切に生きていきます。

石川友梨の妹、愛。

(大きな拍手をした者が一人)

追記は2016年1月10日。

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コメント

何十万回裁判が出来たとしても…この判決は覆る事は100%無いです。

投稿: 破邪顕正会 | 2016年10月18日 (火) 18時52分

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