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2012年3月 4日 (日)

エレモニでは石油ファンヒータの電力は測れない!!

トップランドのエレモニ検証第一弾です。

自宅の石油ファンヒータによるエレモニの検証を行いました。
石油ファンヒータの仕様では点火時に短時間に520W、運転時の定格消費電力は21Wです。
待機電力の記載はありませんが4.5W程と推定されます。

運転1回(3時間で停止)、OFF状態の通電含め34.5時間で消費電力を計算してみます。
クランプメータの測定によれば、点火時の520Wは最初5分ほど、その後散発的にチョコチョコ点火回路が動作するのか、安定するまで、合計8分ほどです。
3時間から点火動作の8分を差し引いた2時間52分が運転時間、待機は31.5時間とすれば、都合0.27kWhの電力を消費する事になります。

サンワサプライのワットモニターの計測値は0.27kWh。正確です。
エレモニの計測値では何と2.56kWh。9.5倍もの数値です。

理由はどうであれ、エレモニの電力カウントがおかしい事は明白です。
説明書には10W以下の電力は測れないとか、誤差があるとか、測れない機器があるとか書いてありますが、リアルタイムの消費電力は10W以下でもそこそこ妥当と思われる数値が表示されますから、積算プログラムがおかしいのではないかと思います。

メーカは商品を世に出す前には必ずフィールドテストを行っているはずで、この現象は確認しているはずです。
測れないはずの10W以下の待機電力をカウントし、それが電力変動があると約10倍もの数値としてカウントしてしまう。
それを「測れない機器がある」という一文で逃げているともとれます。

エレモニで石油ファンヒータの消費電力を調べるには、リアルタイムの消費電力の値のみに注目し、それに時間を掛けて消費電力量を算出した方が賢明です。
・・・と言うか、本体の表示に書かれている点火時の消費電力×時間(今回の場合は8分≒0.133時間)+運転時の定格消費電力×時間+待機電力×時間で算出した値の方が妥当ですから、エレモニは不要であるともいえます。
近所のスーパーではまだ売ってるんですよねぇ。

ちなみに同種の製品のリーベックスのエコタイマーは5W以下は測定できませんが、こちらは5W切ると0Wになるので、これはこれで性質が悪いです。
折角の時計機能も電源周波数同期型であれば狂わないのに月差4分とクォーツより遥かに大きいですし、製品としての詰めが甘いですね。

ちなみに安価な24時間型で15分単位で設定できるタイマーは大雑把ですが電源周波数同期型ですから誤差が累積する事はありません。
こちらは停電した時に停電していた時間だけ遅れますので、停電時間を知るのにも有効です。
一つどこか空いているコンセントに挿しておいてもいいと思います。

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